未来ある若いエキゾチック獣医師が適切に勉強できる場として
「学会」があると思うのですが、
エキゾチック動物に関しては、先輩すら学会情報を知らず、
勉強の機会を逃してる人がいると思います。
そこで、この記事では国内のメインのエキゾチック学会をまとめて
紹介してみようと思います。
※…とか言って本当は
毎年、新しい後輩に教えるのがめんどうで
URLだけ教えて楽しようとしてるだけです笑
情報間違いとか追加とかあれば指摘いただけると幸いです!
1.日本獣医エキゾチック動物学会(通称:エキ研)
まずは、言わずと知れた「日本獣医エキゾチック動物学会」
以前までは「エキゾチックペット研究会」という名前で
通称:エキ研
と呼ばれていました。
エキゾチック哺乳類から鳥類、爬虫類、両生類、魚類など
幅広い動物の医療を対象にした学会です。
エキゾチック動物の診察をしたくて何か一つだけ学会に入るならココかと。
主な活動としては、
・年に2回のセミナー
・年に1回の症例検討会
・年に1回、学会誌の発行
があります。
参加するのにかかる諸費用は、
学生以外の普通の獣医師の場合でだいたい
・年会費は8000円(学会誌込み)
・セミナーは1回8000円(※懇親会参加で+4000円)
・症例検討会も1回8000円
となっております。
入会はこちらからできますよー。
2.鳥類臨床研究会(通称:トリ研)
次に「鳥類臨床研究会」。
エキゾチック動物の中でも、鳥だけを対象とした研究会です。
通称として、トリ研と呼ぶ人が多いと思います。
エキゾチック動物の中でも繊細で
下手に取り扱うと死ぬ可能性もある鳥。。。
そんな鳥の診療を勉強して、助けたい人におすすめ。
主な活動としては、
・年に1回のセミナー
・年に1回の症例検討会
・年に1回、学会誌の発行
があります。
参加するのにかかる諸費用は、
学生以外の普通の獣医師の場合でだいたい
・年会費は5000円(学会誌込み)
・セミナーは1回10000円
・症例検討会も1回10000円
となっております。
入会はこのページの申込書使えばいけます。
3.爬虫類・両生類の臨床と病理のための研究会(通称:スカパラ)
3つめが爬虫類・両生類の臨床と病理のための研究会です。
英語で表記した時の頭文字を取るとSCAPARAになるため
通称スカパラと呼ばれています。
哺乳類とはまた大きく異なった生き物の
爬虫類・両生類を診れるようになりたい人におすすめ。
主な活動としては、
・1-2か月に1回?の症例検討会を含む小セミナー
・年に1回、学会誌の発行
があります。
参加するのにかかる諸費用は、
学生以外の普通の獣医師の場合でだいたい
・年会費は10000円(学会誌込み)
・症例検討会&セミナーはZOOM会員は今は無料で見れます。
・たまにオンサイトでの実技?セミナー?(値段覚えてないです…すみません。)
となっております。
入会はこちらからいけます。
※2023年12月31日現在、登録業務停止中のため、
入会したい人は、後日こまめにチェックしてみてください。
まとめ
哺乳類を含む、日本獣医エキゾチック学会
鳥に特化した、鳥類臨床研究会
爬虫類両生類のSCAPARA
どれも違った面白さがあるので、
個人的には全部入っちゃえばいいと思ってます!
年会費とセミナーで全部まとめて
だいたい7万円くらい?
ですので、エキゾチック診療をいろいろ知りたい獣医師はぜひ参加してみてください。
その他、気になってる学会も追い追い追加していきますので
お待ちくださいー。